宇多田ヒカルの歌唱力・歌い方をFirst Loveで徹底解明!

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今回は歌が上手い歌手ランキング!【プロ200人が選んだ】1位はあの人! に見事ランクインした

 

 

”ヒッキー”こと宇多田ヒカルの歌唱力って実際どうなん?

 

 

ってところを代表曲「First Love」を聴いて徹底解明していきたいと思います!

 

 

宇多田ヒカルの歌唱力と歌声

 

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息の使い方が特徴的

 

まず、聴いて思うのは息の使い方が抜群に上手いですよね。

 

 

Aメロは息の分量をとても多く使っています。

声というよりもはや息ってくらいのウィスパーボイス。

細かく繊細なビブラートがかけられています。

失恋して悲しみに暮れている女性という姿がすぐ浮かびます。

 

 

しかし、声自体は太さが保たれていて安定しています。

ウィスパーだけど、か細くないんですよね。

口腔共鳴がしっかりとされているので倍音がしっかり出ています。

 

 

ここが宇多田ヒカルの歌唱力の特筆すべき点です。

 

 

グルーヴの出し方

 

「さ・いーごーの」

 

 

と、「最後」という言葉がメロディーによって区切られていて、そこでブレスが行われていますよね。

 

 

この「言葉を区切る」ということは当時は新鮮なもので、みんなアーティストはこぞって真似をしたそうです。

今考えたら何も特別じゃない、当たり前のことですよね。

そんな日本の音楽の「今じゃ当たり前」を当時の宇多田ヒカルは作り上げました。

 

 

ちなみにAutomaticの

「な・なかいめのベ・ルで」

も同じパターンですね。

 

 

さらに傾聴すべきところはこの「さ・いーごーの」のブレス!

ここ、息を吸わなくても別に余裕で歌えますよね?

息を吸う必要がない気がしますよね?

 

 

しかし、このブレス音でグルーヴが生まれているんです。

 

 

つまり

「さー"スッ"いーぃごーぅの」

なんですよ。

 

 

この曲は1番のAメロに縦のリズムがないですよね。

宇多田ヒカルは歌で曲のリズムとノリを作ってるんですよ。

 

 

しかし

「タバ・コのフレィバー」

ではブレスを入れてません。

 

 

このセンス。2回入れて3回目ではブレスを入れない。

 

 

ライブ映像などではもれなくここもブレス入ってるので意図的に音源では消してるっぽいです。

3回目も入れるとクドイと感じたんでしょうかね。

 

 

そしてすぐBメロに移行するからこの宇多田ヒカルのテクニックになかなか気づかない。

この華麗なる犯行。

 

 

これを16歳の少女がやっているという恐ろしい歌唱力。

 

 

サビは「聴かせるサビ」

 

サビと言ったらガツン!と歌いたくなるところですがさすが天才、余力を残した歌い方をしています。

熱唱しないんですよね。

 

 

16歳でこの感性が凄まじい!

 

 

宇多田ヒカルの歌唱力をまとめると

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・息の使い方
・グルーヴ
・歌に関しての感性

 

 

が飛び抜けてますよね。

 

 

しかし近年、人間活動から舞い戻ってきた宇多田ヒカルの歌は今までと違うんです。

暖かいんですよね。歌声に母性を感じます。

いい意味で今は「上手い!」って感じの歌い方じゃないんですよね。

 

 

これってつまり、宇多田ヒカルは上手いとかテクニックがどうとかそういうところの次元を超えたアーティストになったんだと思うんですよね。

 

 

わかりやすい人で言うと同じく歌が上手い歌手ランキング!【プロ200人が選んだ】1位はあの人!にランクインしている玉置浩二とか井上陽水とかもそういう次元のシンガーだと思うんですよ。

 

 

だってあの人たちきっと「正しい発声をしよう」とかそんなこともはや考えてないと思うんですよね。

そんな次元のシンガーじゃないと思うんです。

 

 

「花束を君に」なんてとても感動しました。

 

 

人間活動中(活動休止中)の宇多田ヒカルはほとんど歌うことはなかったそうです。

それでいて歌声が劣化することなく、むしろ進化したということは、正しい発声が根本から身についていることの証拠ですね。

そして人間活動中に起きた母の藤圭子さんの死や再婚、そして出産などの大きな出来事が宇多田ヒカルの心を成長させたんですね。

 

 

そんな宇多田ヒカルはまだ34歳。

これから40代のヒッキーの歌声も50代のヒッキーの歌声もめちゃくちゃ楽しみですよね。

 

 

以上、宇多田ヒカルの歌唱力と歌声を徹底解明でした!

 

 

最後まで見てくれてありがとうございました。

びとうくん(@bitoukun_hatena)でした。