【暴露話】音楽学校のウラ側!歌の専門学校じゃプロにはなれない

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2017年ももうすぐ年の瀬。

そろそろ受験シーズンがやってきますね。

学生のみなさんは進路は決まりましたか?

 

 

今回は僕が実際に音楽の専門学校のボーカルコースを卒業するまでに見てきた音楽専門学校の裏側を暴露したいと思います。

 

 

音楽の専門学校や歌の学校への進学を希望している人は参考にしてみてください。

 

 

音楽学校の中身

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入学してくる人たち

 

 

まず、東京都内の音楽の専門学校のボーカルコースだと1学年で大体50名前後が入学してきます。

多いところだと100名くらいですかね。

 

 

その中の半分以上が

「カラオケが好きなんで入学しました」

というジャンルの少年少女です。

 

 

「高校時代は精力的にライブ活動してました。音源も出してます」

とかいう人は案外少ないですが、まれに某レーベルのスクールの元特待生とか、元読者モデルとかの芸能界に一歩踏み込んでる人種もいます。

まあ少数ですね。

 

 

あとは1割くらいで

「大学卒業してもやっぱり夢が捨て切れませんでした」

という22歳くらいのお兄さん、お姉さんタイプの人がいます。

 

 

実際に僕が入学した専門学校はボーカルコースの同期が60名ほどでした。

そのうちの男女比率はちょうど5:5くらい。

 

 

世代だったこともあり、そのうちの男子の半分くらいがEXILEファンでみんなATSUSHIみたいな歌い方をしてました。

 

 

今だったらやっぱりワンオクとかが崇拝されているんですかね。

 

 

夢を与える講師たち

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講師陣はさすが一流の経歴を持つ方々。

元メジャーアーティストや、元超有名アーティストのプロデューサーだったり。

 

 

ただ、どうしても「現役」が少なかった。

これは結構難しい問題で、楽器の講師陣は超現役のミュージシャンが多数いるんだけど現役のメジャーシンガーが教鞭をとることなんてそりゃ無い話ですよね。

 

 

努力よりも才能で評価される世界 

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入学してから数か月後、夏くらいに公開形式の試験(ライブ)がボーカルコース全体で行われます。

今まで教わってきた講師陣に自らの歌を生で聞かせるんです。

その後に評価を受け取る形になります。

 

 

そしてこの試験会場には外から多くの業界関係者やスカウトマンが訪れます。

僕らの学校では50人くらいの色んな大人が見に来てました。

空気も重々しい感じです。

要はこれはオーディションなんです。

 

 

試験は軽いMCと、入学してからボイストレーニングで練習してきた楽曲を1コーラス歌唱します。

 

 

業界関係者は紙とペンを持っていて、歌唱中に何らかのメモを書きなぐっています。

 

 

この場で認められればデビュー!

という簡単な話でもなく、引っかかった会社から

「デモテープ送って」

と言われます。

 

 

僕らの同期では60人中5人くらいがここでデモテープという名の二次審査にたどり着きましたが、そこ止まりでした。

 

 

結果としてこの瞬間が専門学校2年間で最大の山場であり、業界関係者にアピールが出来る場所でした。

 

 

初の試験ということもあり、講師陣からは比較的優しく前向きな評価をいただけます。

「明るく前向きな表情が素敵でした」

「リズムが課題だからこれから磨いていこう」

って感じのコメントです。

 

 

しかし、この時業界関係者たちは生徒の素質や才能といった部分を見ていました。

 

 

次回の公開試験は冬くらいに行われますが、見に来た業界関係者は5人くらいでした。

 

 

厳しい話ですが、音楽業界は

「どれだけ努力してきたか」

という所では評価をしてくれません。

 

 

「2年間での成長」

にも目を向けません。

 

 

それをまるで隠すかのように、講師陣は優しいコメントや評価をくれますし、1年目の夏がいちばん大事だという現実も教えてくれません。

 

 

でも学校側としての立場を考えたらそうですよね。

下手な人間が上手くなってプロになるのがいちばんの美学ですもんね。

 

 

暗い話から進めていますが、もちろん音楽の専門学校のメリットもしっかりとあります。

 

 

音楽学校のメリット

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1. 音楽関係のつながりが増える

 

これ。音楽学校に入る最大のメリットです。

つながりは上も下も横も増やすに限ります。

 

 

講師陣と仲良くなると仕事やオーディションの話がもらえます。

僕の同期もみんな講師から個々に話をもらってオーディションを受けていました。

 

 

他学科の生徒ともつながりを持てると最高です。

ギターやベース、ドラムにピアノ。

交流を増やしてレコーディングやライブに加わってもらいましょう。

そこで意気投合すればバンドを組んでしまってもOKです。

 

 

同学科の人もライバルではありますが、卒業後に企画や対バンで誘いの声がかかります。

 

 

普通、こういった繋がりはライブハウスに通いつめたりSNSで地道に増やしていくものですが音楽専門学校に通うとすぐに貴重なコンタクトが取れます。

 

 

これを活かさない手はありません。

 

 

2. 色んな角度から歌を学べる

 

 

ボイストレーニングに通うと、専属の講師とのレッスンが受けられますが、専門学校だとマンツーマンのレッスンに加え

・ダンス

・作詞作曲

・弾き語り(ピアノorギター)

・音楽理論

などを学ぶことができ、色んな角度から歌について勉強することが出来ます。

 

 

3. 業界の裏話が聞けちゃう

 

 

講師陣から、音楽業界の夢のあることからかなりグレーな所まで、様々な貴重なお話が聞けます。

 

 

ネットとかで調べても全然出てこない情報だったりするので、めちゃくちゃ面白いです。

 

 

あのバンドの代表曲はあの元彼のこと歌ってるとか

 

 

あの歌手は俺の知り合い5人くらいと関係持ってるとか

 

 

あのアイドルがあれこれ......などなど

 

 

大きい声じゃ言えない話がたくさん聞けちゃいます! 

 

 

音楽学校のデメリット

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1. 学費が高い

 

相場が2年間で200万円くらい。

高いところだと400万円くらい。

 

 

高いわ!!!

 

 

同期で奨学金で入学して未だに苦労している人もいます。

 

 

2. ほとんどの人がデビュー出来ない

 

詳しい統計はわかりませんが、歌の専門学校に入ってメジャーデビューをしている人間なんて1割もいないでしょう、絶対に。

 

 

僕の同期はメジャーデビュー出来たのが1人でした。

事務所から話が来たりした人はもう何人かいたり、いわゆる卵的な感じで事務所に所属するまでは何人かいったんですけどね。

 

 

そのデビュー出来た人もあまり光を浴びず引退されました。

 

 

僕らの同期は入学時が60人くらい、2年後に卒業したのが20人くらい。

夢を見て入学してきて、現実を見て辞めていった人が多かったです。

 

 

みんな元気してるかな。

 

 

夢は持っていてほしい

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僕から発信したいことは

プロの歌手になりたい!=音楽の専門学校に行く

っていうのもどうだろうね?ということです。

 

 

プロになりたいならオーディションを片っ端から受けるのも手です。

オーディション情報をまとめてあるので参考にしてください。

【2017年冬版】音楽オーディション最新情報!新人募集してる大手レーベル・事務所まとめ

 

 

確かに2年間卒業まで頑張れば歌は確実に上手くなりますよ!

同期もみんな上手くなってました。

 

 

ただ高い学費と時間の拘束があるから、専門学校とまではいかなくてもボイストレーニングを探すだけでもいいんじゃないかな?

 

 

辞めていった40人の同期は、ボイトレで十分だったんだと思います。

 

 

でもそんなこと言っても入学してみないとわからないよね!正直!

 

 

そう思って今回は音楽の専門学校の内情を伝えてみました。

進路として考えてる人の役に、少しでもなれたら嬉しいな。

 

 

最後まで見てくれてありがとうございました。

びとうくん(@bitoukun_hatena)でした。